アイデア農業
1869年の大陸横断鉄道開通とともに、サザン・パシフィック鉄道により開発された広大なサンホワキンバレー。
過去1世紀、ここは、才能があり努力する農民に果てしない可能性を与え、停滞する農民を容赦なく切り捨てました。
農地は転々とその所有者を変えてきたのです。
最近では、ブドウ価格の低下と、底辺で農業を支えるメキシコ人労働者の賃金上昇で、バレーの農業は新たな曲がり角を迎えています。
こうした中で、石油資本を中心とする大資本の農地買いあさりが着々と進んでいる、といいます。
激しい変化の中で変わらないのは、豊かな実りを約束する太陽と、底辺労働者としてのメキシコ人だけ。
これから100年後、果たしてだれがこの大地の主人公となっているのでしょうか。
