IBM、GMも門をたたく その2
ある日、記者はGM幹部のクラスに同席したそうです。
非公開の勉強会でしたが、特別許可がおりたからです。
出席者は各地のGM工場の責任者や中堅幹部たち20人。
「5年戦略」がつねに念頭にあるのでしょう、学ぶ態度は真剣そのものだったそうです。
記者は勉強するGM幹部と接して、アメリカ車が品質の点で日本車に追いつく時代は遠くないだろう、と思ったそうです。
記者はフロリダを離れました。
ところが、数日後、GM本社から「あのクラスの内容は記事にしないでほしい」との要請が追っかけてきたそうです。
アメリカは当時まだ、日本をかなり意識していたのです。
