ちょい昔のこと その3
★「フツウの服」が人気の時代
93年のスタイルとしてはサイケデリックやアバンギャルドといった世紀末風の奇をてらったものは影を潜め、「フツウの服」が人気を呼ぶだろうと言われていました。
「フツウの服」といっても旧来のトラッド調ではなく、現代風の味つけをしているのが特徴。
日本を代表するデザイナーである山本耀司氏はダーバンとの提携により92年秋冬物からメンズのビジネススーツの展開を始めた年でした。
スーツという日常的な衣料に先鋭的なデザイナーの感覚を取り込もうという試みだったそうです。
こうした動きはますます広がっていくだろうと予測されました。