ちょい昔のこと その5
1980年代後半の2~3年、食の分野で話題をさらったのは、イタリア料理とタイ料理だったそうです。
素材の持ち味を生かした調理法が、老若男女を問わず支持されていました。どちらもおいしいですよね。
もっとも、背景を探れば、バブル経済が生んだ"にわかグルメたち"に支えられたブームという側面がかなりあったようです。石塚孝一氏によると、当時、何をするにも財布と相談する機会がめっきり増えた、「イタメシ」も「タイスキ」も急速に輝きを失っていきました。
代わって脚光を浴びたのが丼ものでした。
とりわけ、海の幸をふんだんに使った海鮮丼の人気がじわじわと上昇しました。